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2025年05月30日  21時19分
無題
CATEGORY : [詩]

君のその足で 奏でた足音や
君のその口で 鳴らした口笛が
僕のこの耳に 鮮明に聞こえている

放課後に駆け登った丘の
夕焼けに向かって君は叫んだ
意味ないことを夢中で
だけど僕にはそんな君の姿が
夕焼けよりも 輝いて見えた

よどみし空に 聞こえたメロディー
それは紛れもなく 君が奏でたモノで
まどろむ僕に ささやく一声
これもあの日聞いた 君が放ったモノだ

君のその胸で 増える心拍数
君の正直に 早くなってる鼓動が
まるでつながっている かのように強く感じる

昔よく泳いでた海の
大波に逆らう君は泣いてた
恥ずかしがらず本気で
だけど僕にはそんな君の心が
あの海よりも 広く思われた

枯れてた花に 落ちた雨雫
あれは今咲いてる 君の笑顔作ってて
静かな部屋に 刻みし鼓動は
どれも華やかしく 僕ら二人彩った

耳で聴いて 目で見て 手で掴み 心で感ず
それらを 脳で言葉にして 口で話して叫ぶ
そうすれば ほら 偽りなんか
いつの間にか消えてるだろう
だから殻に閉じこもらずに
僕は君と向き合うよ

静かな空に 聞こえた鼓動は
どれも紛れもなく 僕を支えるモノで
沈んだ僕に 聞こえたメロディー
どれも温かく 君がささやいたモノだ

壊れそうに なっても 絶対
僕をいつも守ってくれる
君を僕は 守らずにはいられない

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2007年01月13日  21時32分
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