叶わぬ夢たちは　いつも僕をまとっているんだね
掲げた夢　終幕（おわり）を告げた時
流し得た涙があった
過去にも未来にも　たとえ傷を無数に被（こうむ）ろうと
いつも　いつも　傍にいる
幻しか見えない　この瞳の

泣かずにいられない世界だろ　悲しくなくても
衝撃に敏感すぎて　呼ばずにも出てきたよね
仲間が必要な世界だろ　　孤独望んでも
励まして流れた　　いつもは引っ込み思案なのに

触れない傷を　容赦なく伝うんだね　あなたは
滑ったあと　雨にまみれて夢を運ぶような
零れるほど涙したね
乾いても潤ってても　　なにか理屈を埋める如く生まれた
いつも　いつも　あなたにいる
情けなく儚（はかな）い　この私にも

意識を過剰にしすぎな世界になって　忘れたのは
あの場所で見た夕焼けのような　温かなものばかり
互いを忘れた世界に堕ちたけど　変わらない
忘れかけた思い出を　引き出そうと零れる

枯れ果てたこの地に舞い降りた　恵みの水
流れて　潤して　　また一つの感動を咲かせる

泣かずにいられない世界だろ　悲しくなくても
衝撃に敏感すぎて　呼ばずにも出てきたよね
仲間が必要な世界だろ　　孤独望んでも
励まして流れた　　いつもは引っ込み思案なのにね

意識を過剰にしすぎな世界になって　忘れたのは
あの場所で見た夕焼けのような　温かなものばかり
互いを忘れた世界に堕ちたけど　変わらない
忘れかけた思い出を　引き出そうと零れ落ちる涙