慣れない革靴　　枯れない川底
滑稽な景色と桜に彩られて　
新しい空気を吸って歩き出す・・・・

冴えない笑顔に　　栄えない希望に
狭苦しい僕の背中は後押しされ
離陸地点の時刻（とき）を待ち焦がれすぎ

点検もせずに　勝手な足が
故障を抱えたまま　飛び立った　あの空に

何億分の一だろうか　自分という人間は
そんな些細なモノだって　夢抱いて
先を見据えて　飛んだBlue Sky

散らない落ち葉や　咲かない草花
感情を表に出したら世界が拡がって
醜い天を研ぎ澄まして涙で溢れ

感嘆している　暇もないほど
満ち溢れた光　抱き上げた　あの空に

ほぼ無限分の一だろうか　自分という人間は
宇宙に見下されて立って　絶えず泣いて
ふと思い出したのは　歌いしブルースかい

何億分の一だろうか　自分という人間は
そんな些細なモノだって　夢抱いて
先を見据えて　飛んだBlue Sky

海と空に永遠を感じて・・・・・